異彩を、放て。
みなさんはこの会社を知っているだろうか?
「ヘラルボニー」
書いてある通り、知的障害者が自由気ままに書いたものをアートとして世に出し、福祉の概念を変えていこうと考えている会社である。
詳しい内容は上記URLから入っていただければと思う。
10月31日(月)まで、大阪の阪急うめだにて、アートコレクションを開催している。
そこでは、トークショーもあり、今回、聞きに行った中で思ったことをつらつらと書いていく。
今日のトークショーでは、ヘラルボニーの代表、副代表
カポックノットの代表、ブライトウェイの代表の4名が集まってトークをした。
手話通訳もつき、聞こえない私でも内容を掴むことができた。
立ち上げた理由、コラボのきっかけ、未来についてなど、1時間ほどトークをしていたが、内容が濃すぎて逆に長く感じた。
印象に残っていることをいくつか挙げていく。
ないなら、自分で作る。
自分がほしいからブランドを作る。
共通して、話していたのは、「こんな素晴らしいものが世に知れ渡っていないなんて!」という感覚と、「自分はこういうものがほしいのに、痒いところに手が届くものがない!」という感覚を持っていたこと。
それが、原動力となり、自社ブランドを立ち上げることになったと3社とも言うのである。実に面白い。
これに関しては、ビジネスだけでなく、開拓していく人たちの使命でもあると思うし、人生を彩る上で重要な要素になってくると思う。
3社ともやはり、商品へのこだわりが強く、ブライトウェイの場合は、靴に関する専門的知識を、カポックノットは暖かいのに軽い!というようにSDGsなど環境問題等が言われている世の中で、そういったものを取っ払った時に本質が見えてくる。その本質として、どうなっているのか、何が大事なのかを常に考えて、商品を出しているというのも感じることができた。
コラボに関しては、縁があってとんとん拍子に進んで行った感じを受けた。
タイミングもそうだし、やはり、どこかで惹かれ合う会社なのかなとトークをしている際の4人の表情がとてもリラックスしていて、お互いに買いあってるんじゃないか、と思った。
最後に、ヘラルボニーが、
5年後、10年後、どうなっているのか、一つの文化として世の中に出回っているか
どうか、そこがいちばんの楽しみであり、参加した人たちにぜひ見てもらいたいところである、と言いトークショーが終わった。
ストーリー性があって、なおかつブランドとしての特徴が他と被っていないことで、商品は売れやすくなるらしい。
そのためにも、ブランド名を汚さないようにしっかりと過ごしていくことが大事である。
気になる方はぜひHP等をご覧ください!